2019年入社
技術本部
東京ネットワークグループ
Y.S.(以下Y)
2020年入社
技術本部
東京ネットワークグループ
T.H.(以下T)
2021年入社
技術本部
フィールドサービス
グループ
M.N.(以下M)
今回の座談会は、映像伝送の主要な部分を担当している部署から集まっているよね。Mさんは中継現場からTNOCへ映像を伝送するフィールドサービスの仕事、TさんはTNOCで中継現場から映像を受け取り、お客様へ伝送する運用保守の仕事、そして私はお客様へ映像伝送するためのネットワークを構築する仕事です。私は映像伝送のために必要となる機器の調達や、お客様先での機器の設置・設定の仕事をしています。
私はフィールドサービスの仕事をしています。中継現場で必要な機器をセッティングし、中継が終了するまで監視します。
私は運用保守の仕事をしています。TNOCは中継現場から伝送されてきた映像を受け取り、お客様に伝送するハブの役割があるので、問題なく伝送されているかを監視し、トラブルがあれば対処します。
Mさんは現地へ行くことが多いので大変なこともあると思うけど、どうですか。
中継する番組によって働く時間も左右されるので、朝4時 台に家を出て帰宅が深夜2時ということもたまにあります。 でも、いろいろな場所に 行くのが好きなので、苦ではないですね。
私はYさんの仕事に憧れているんですよ。お客様とのネットワーク環境を構築するというのは、ゼロから作る仕事じゃないですか。Yさんにはいつも仲良くしてもらっていますけど、技術力も高いし、人柄も素晴らしいので尊敬しています。
褒めてくれてありがとう(笑)。私はお客様企業を訪問して機材を設置する仕事なので、お客様から感謝されると放送に貢献できていると実感できて、やりがいがあります。Mさんの仕事ほどじゃないけど、出張は多いです。
私山に囲まれた場所にある施設や、都心のホテルなど、中継する場所は毎回違うため、現地ではわからないことも多いです。問題があるとお客様やTさんのいる回線センターと協力し合って解決します。 一体感を持って全力で取り組むので、終わった後に達成感がありますね。何かあったら回線センターに相談できる と思えるだけで安心できますし、心強い存在です。
運用保守の仕事は常に100%を求められる仕事なんですよね。映像は問題なく放送されて当然と思われていますが、それを24時間365日続けるのは大変なことです。トラブルの芽を一つ一つ摘み取って、スケールの大きな番組を無事に視聴者に届けているということを誇らしく思っています。
みんなはなぜネクシオンに応募したのかな。私は学生時代に電気電子工学を専攻していました。ネクシオンは会社説明会で知って、面白そうだなと思ったのがきっかけです。仕事では映像だけでなく波形をモニタリングすることもあるけど、「この波形は大学の実験で見たことあるな」と思うこともあって、勉強したことが役立つこともあります。
学生時代はネットワーク、ソフトウェア、電子の領域を広く勉強していました。私もネクシオンが会社説明会で大学に来た時に、映像伝送の仕事を初めて知りました。誰もが知っている番組に携わるので、スケールが大きく、やりがいが感じられそうだと思いました。Yさんも言っていた波形についてはすべて数値で出てくるので、数値の捉え方は大学での経験が生かされていると思います。
私は英文学科出身で、映像関係の仕事 に興味がありました。ネクシオンは放送ではなく通信系の企業なので、文系の私にはついていけないのではないかと不安に思っていました。でも、実際に起こっているニュースや試合を届けることで「世の中には様々な考えの人がいる」ということを多くの人に知ってほしいと思っていて、ネクシオンならそれが実現できると考えて入社しました。
ネクシオンは、どういう会社だと思いますか。
役職や年齢差に関係なく、話しやすいです。「いまこんな状況で辛いんですよ」といった愚痴もフランクに話せます。私は入社して1年経っていませんが、新人でもアイデアを出せば聞いてもらえるので、入社してよかったなと思います。リクルートページの案も自由に出すことができ、新卒対談の案も採用していただけました。
そうだったんだ。
すごいね。
まさか採用されるとは思っていませんでした。ネクシオンは様々な試合やライブなどを担当し、技術を追求するカッコいいイメージがありますが、働いている人も魅力的なんですよね。私が入社を決めた理由も、お会いした方がみなさん良い方だったというのが大きいです。だからリクルートページで人の魅力も伝えられたらいいなって。
私は会社全体で仕事に取り組む姿勢がとても好きです。別の部署で困っている人がいたら、自分の仕事を置いてでも助けに駆けつけ、異なる視点からアイデアを出して一緒に解決していくことがよくあります。
細かい作業を丁寧にする人が多いと思います。普段ミスなく伝送できているのも、丁寧な作業の積み重ねがあってこそ実現するのだと思います。「こんなに緻密に確認するのか」と驚くこともよくあります。
私の部署ではIPネットワークに詳しくないと仕事できないので、最初のうちはとても苦労しました。でも1年半以上続けてきて、やっと掴めたこともあって、少しずつ会社に貢献できているなと感じています。みんなは入社してどんなことに苦労しましたか。
最初は先輩のサポートのもとで機材のセッティングを行うのですが、ケーブルのつなぎやテストの手順などになかなか慣れず、不安ばかりが募りました。そこでわからないことは「わかりません」と元気よく聞いて、食らいついていくようにしています。周囲の人に聞ける環境を自分で構築していくことも大切だと思います。
誰でも入社したばかりのころは、わからないことばかりだよね。私が先輩から教わったのは「メモは将来の自分を助けるために取れ」ということ。ただメモするだけでなく、学んだことを体系立てて残しておくと、後で見返した時にすぐに役立てることができるから。私はいつもタイトルをつけてメモをするようにしています。
Tさんはどんなことに苦労した?
運用保守の仕事をしているので、様々な機器を扱います。最初は広く浅く全ての機器の特徴を理解していくのですが、一通り習得した今は、「全ての機器を深く理解しないと、解決できないことがある」ということがわかり、新たな課題が見つかりました 。
広く深く理解しているのが理想だけど限界があるから、「この機器なら〇〇さんに聞こう」というように頼れる人を見つけておくことも大切だと思います。先輩はどんなに忙しくても助けを求めたら親身になってサポートしてくれます。私もTさんとは部署は違うけど、いつでも助けに行くよ。
頼りにしています!
固定電話網はIP化されますが、映像伝送についてもIP化が本格的に動き出しています。放送局でも徐々に移行しているので、私もキャッチアップできるように技術の底上げを図り、ネクシオンの成長につなげていくことが当面の目標です。みんなの今後の目標を教えてください。
新卒の子が入ってきたらサポート役になりたいです。そのためにも、自分の経験をふまえてわかりやすく教えられるように勉強をしていきたいと思います。
ネクシオン全体の業務プロセスを理解しきれていないので、いろいろな部署を経験したいという思いがあります。さらにネクシオンの事業の先にある放送局や制作会社の仕事も知ると、担当する仕事の質を高めることにつながってくると思います。
では、ネクシオンへの入社を考えている人に向けてメッセージを送って終わりにしましょう。
私は本当に周りの人に恵まれたと思います。中継がない日は、映像伝送の準備をする事務所に行くのですが、毎回「誰がいるかな?」とワクワクしながら事務所に行きます。そんな風に会社に出社できるなんて、本当に幸せなことだと思います。新しい世界に飛び込むのは不安があるかもしれませんが、安心して来てください。
ネクシオンには、手を挙げれば「じゃあやってみようか」と挑戦させてくれる懐の深さがあると思います。自分のアイデアが仕事の一部になり、世に生かされるというのは大きなやりがいです。やりがいを持って仕事をしたい人は、活躍できる舞台がネクシオンにはあると思います。
私はネクシオンを知るまでは、放送は放送局と制作会社だけが担っていると思っていました。実際に映像伝送の仕事をして、帰宅してから自分が関わった番組を見ると達成感があります。みなさんにもこの醍醐味を味わってほしいです。